フランス音楽史に燦然と輝く伝説的な歌手たちは、今なお世界中で愛され続けています。ここでは、20世紀のフランスを代表する有名歌手を、代表曲や人物像とともにご紹介します。
往年のフランスを代表する有名歌手一覧
エディット・ピアフ(Édith Piaf、1915年〜1963年)
「愛の讃歌」「水曜のバラ」などの名曲で知られる、シャンソンの女王。貧しい街頭歌手から世界のスターへと駆け上がった波乱の人生そのものが、ひとつの伝説となっています。
シャルル・アズナブール(Charles Aznavour、1924年〜2018年)
「ラ・ボエーム」「昨日の私はもういない」などのヒット曲を持つ、フランスを代表するシンガーソングライター。アルメニア系フランス人として、70年以上にわたり第一線で活躍し続けました。
ジルベール・ベコー(Gilbert Bécaud、1927年〜2001年)
「ミスター100万ボルト」の愛称で親しまれた情熱的なステージパフォーマー。「ナタリー」「エトセトラ」などが代表作で、観客を魅了するライブの名手でした。
イヴ・モンタン(Yves Montand、1921年〜1991年)
イタリア出身の歌手兼俳優。「枯葉(オータム・リーヴス)」の歌唱で世界的な名声を得ました。女優シモーヌ・シニョレの夫としても広く知られています。
ジョルジュ・ブラッサンス(Georges Brassens、1921年〜1981年)
ウィットと風刺に富んだ詩的な歌詞で高く評価されるシンガーソングライター。ギター一本による素朴な演奏スタイルが大きな特徴です。
セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg、1928年〜1991年)
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」など、挑発的かつ革新的な楽曲でフランス音楽に革命を起こした天才アーティスト。作曲家としても数多くのヒット曲を生み出しました。
ジャック・ブレル(Jacques Brel、1929年〜1978年)
ベルギー出身ながら、フランス語圏シャンソンを代表する存在。「ネ・パール・マ・ラシェ(行かないで)」は世界中の歌手にカバーされた不朽の名曲です。
ジュリエット・グレコ(Juliette Gréco、1927年〜2020年)
サン=ジェルマン・デ・プレの空気感を体現するシャンソン歌手。哲学者や作家たちと深く交流し、「実存主義の歌姫」と呼ばれました。
ダリダ(Dalida、1933年〜1987年)
エジプト生まれのイタリア系フランス人歌手。「ゴンドラの唄」など数々のヒット曲を持ち、国際的に成功した女性歌手の先駆者的存在です。
ミレイユ・マチュー(Mireille Mathieu、1946年〜)
ピアフの後継者と称えられたアヴィニョン出身の歌手。日本でも「愛の讃歌」のカバーなどを通じて高い人気を誇り、現在も活動を続けています。
ジョニー・アリデイ(Johnny Hallyday、1943年〜2017年)
「フランスのエルヴィス・プレスリー」と呼ばれた国民的ロックスター。50年以上にわたりフランスのポップミュージック界を牽引しました。
まとめ
これらの歌手たちは、それぞれの時代においてフランス音楽の魅力を世界へと広めてきました。シャンソンの名曲の数々は、時代を超えて今もなお多くの人々の心を魅了し続けています。ぜひこの機会に、彼らの歌声に触れてみてはいかがでしょうか。