ノルマンディー上陸作戦とは
1944年6月6日の「Dデイ」、連合軍はフランス・ノルマンディーの海岸に向けて、史上最大規模の上陸作戦「オーバーロード作戦」を発動しました。この歴史的な作戦において、連合軍は海岸線を5つの区画に分け、西から東へそれぞれコードネームを持つビーチに上陸しました。
連合軍の上陸ビーチ一覧(西から東へ)
- ユタ・ビーチ(Utah Beach):アメリカ軍第4歩兵師団が担当。潮流により予定より南に漂着しましたが、抵抗は比較的少なく、被害は5つのビーチの中で最も軽微でした。
- オマハ・ビーチ(Omaha Beach):アメリカ軍が担当。断崖と強固なドイツ軍の防衛線に阻まれ、「血まみれのオマハ」と呼ばれる激戦となり、最も多くの犠牲者を出しました。
- ゴールド・ビーチ(Gold Beach):イギリス軍が担当。上陸後、アルロマンシュ沖に人工港「マルベリー港」が建設され、補給の要となりました。
- ジュノー・ビーチ(Juno Beach):カナダ軍が担当。カナダ軍は初日に内陸最深部まで進撃する成果を上げました。
- ソード・ビーチ(Sword Beach):イギリス軍が担当。最重要目標である都市カーンへの進撃路となる、最も東側の上陸地点でした。
各国軍の担当区分
西側の2つのビーチ(ユタ、オマハ)はアメリカ軍が、東側の3つのビーチ(ゴールド、ジュノー、ソード)はイギリス軍とカナダ軍が担当しました。これらのコードネームは現在も観光地や記念館の名称として残されており、ノルマンディーを訪れる歴史ファンにとって重要なランドマークとなっています。