ヨーロッパの歴史

第二次世界大戦期の地図で見るデンマーク――その位置と歴史的役割

デンマークは北ヨーロッパに位置する国です。ユトランド半島とシェラン島・フュン島などの島々から構成されており、スカンジナビア半島の南側にあたります。

具体的な位置関係を整理すると、以下のようになります。
・南側:ドイツと陸路で国境を接している
・東側:エーレスンド海峡を挟んでスウェーデンが位置している
・さらに東のバルト海の対岸にはフィンランドがある
つまり、デンマークは「スウェーデンの南、フィンランドの西、ドイツの北」に位置づけられる国です。

第二次世界大戦におけるデンマークの立ち位置

第二次世界大戦(1939年~1945年)の時代においても、デンマークは当然ながらヨーロッパの地図上に存在していました。実際、デンマークは1940年4月9日にナチス・ドイツによって侵攻・占領され、終戦まで約5年にわたりドイツの支配下に置かれることになりました。

デンマークはバルト海への出入口を押さえる戦略上きわめて重要な地点であったため、ドイツにとって北方防衛と補給線確保の要となる拠点でした。また、占領下のデンマークでは、多くのユダヤ系住民を船で隣国スウェーデンへ脱出させるなど、独自の抵抗運動も行われたことで知られています。

デンマークは1945年5月5日に解放され、戦後は国際連合やNATOの一員として国際社会に復帰しました。

まとめ

デンマークは北欧に位置し、スウェーデンの南、フィンランドの西、ドイツの北に広がる国です。第二次世界大戦中も地図上に存在しており、ドイツによる占領と解放という歴史を経て、今日の北欧諸国の一つとして発展してきました。