第二次世界大戦(1939年~1945年)において、枢軸国(ドイツ、イタリア、日本など)に対抗した連合国(同盟軍)の中核を担ったのは、次の4つの大国です。これらは「四大国」とも呼ばれ、戦後の国際秩序づくりにも大きな影響を与えました。
1. アメリカ合衆国
1941年の真珠湾攻撃を受けて参戦し、太平洋戦線やヨーロッパ戦線の両方で決定的な役割を果たしました。圧倒的な工業力と軍事力で連合国の勝利を支えた最大の後方支援国です。
2. イギリス
開戦当初からドイツと戦い続けた国であり、ウィンストン・チャーチル首相の指導の下、ヨーロッパにおける反攻の拠点となりました。北アフリカ戦線やノルマンディー上陸作戦にも大きく貢献しています。
3. ソビエト連邦
1941年にドイツの侵攻を受けると東部戦線で激闘を展開し、スターリングラードの戦いなどの転換点でナチス・ドイツを打ち破りました。ヨーロッパ戦線で最も多くの犠牲を出しながら、地上戦の主役として勝利に貢献しました。
4. 中国
1937年の日中戦争(支那事変)以来、日本軍と長期にわたり戦い続け、アジア戦線で多数の日本軍部隊を釘付けにする重要な役割を果たしました。その貢献は戦後、国際連盟に代わる国際連合の安全保障理事会常任理事国の地位につながりました。
四大国と戦後の国際秩序
この4か国は「世界の警察官(フォー・ポリスマン)」構想の中核とされ、1945年の国際連合設立において安全保障理事会の常任理事国となりました。現在でも国連の常任理事国は、この第二次世界大戦の連合国四大国とフランスが務めています。