ニューヨーク港にそびえ立つ「自由の女神像」は、フランス国民からアメリカ国民へ贈られた記念碑的な贈り物です。この像は、アメリカ独立戦争の際に両国が結んだ同盟関係と友情を称えるために造られました。
自由の女神がアメリカに到着したのはいつ?
自由の女神像本体は、約350個に分割されてフランスから船で輸送され、1885年6月にニューヨークに到着しました。その後、基台(台座)の建設工事を経て、1886年10月28日についに除幕式が執り行われました。この日、当時のクリーブランド大統領も式典に出席し、多くの市民が祝福したといわれています。
なぜフランスから贈られたのか?
自由の女神像を贈る構想は、1865年頃、フランスの歴史学者エドゥアール・ド・ラブラエによって提唱されたのが始まりです。彼は、アメリカ独立100周年を記念するとともに、独立戦争中にフランスがアメリカを支援した歴史的な絆を永遠に刻みたいと考えました。
- 彫刻担当: フレデリック・オーギュスト・バルトルディ
- 内部鉄骨構造設計: エッフェル塔で知られるギュスターヴ・エッフェル
- 資金調達: フランス側は像本体を、アメリカ側は台座の建設費用をそれぞれ負担
現在の自由の女神像
完成した自由の女神像は高さ約46メートル(台座を含めると約93メートル)に及び、右手に松明、左手には独立宣言の日付が刻まれた銘板を掲げています。1986年には建立100周年を迎え、大規模な修復工事が行われました。
現在もリバティ島に立ち、「自由」と「民主主義」の象徴として世界中の人々を迎え続けており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。アメリカを訪れる機会があれば、ぜひその威容を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。