ヨーロッパの歴史

17世紀のイギリスからの移住者全体のうち、ニューイングランドへ渡ったのはおよそ何パーセント?

17世紀イギリス移民の約3分の2がニューイングランドへ

17世紀にアメリカ大陸へ移住したイギリス人全体のおよそ3分の2(約66%)が、ニューイングランド地方へ渡ったとされています。この高い割合は、当時のイギリス人の移住先としてニューイングランドがいかに重要な目的地であったかを物語っています。

「大移動(Great Migration)」とは

特に1630年から1640年にかけての約10年間は、「大移動(Great Migration)」として知られています。この時期、数千人規模のイギリス人ピューリタン(清教徒)たちが宗教的自由を求めて新大陸へ渡り、ニューイングランドに独自の宗教的・社会的共同体を築き上げました。

彼らが設立した主要な植民地

移住者たちによって設立された代表的な植民地には、以下のようなものがあります。

  • プリマス植民地:1620年にメイフラワー号で渡ったピルグリム・ファーザーズによって建設された、ニューイングランドにおける最初期の恒久的なイギリス人入植地です。
  • マサチューセッツ湾植民地:1630年にジョン・ウィンスロップらによって設立され、ボストンを中心としてニューイングランドで最も影響力のある植民地へと発展しました。

移住の背景にあるもの

彼らの移住の最大の動機は宗教でした。イングランド国教会の改革を求めるピューリタンたちは、母国での迫害や制約から逃れ、自らの信念に基づく生活を実践できる土地を求めて海を渡りました。厳しい気候や未開拓の大地という困難に直面しながらも、彼らは後のアメリカ合衆国の基礎となる宗教的・政治的伝統をニューイングランドに根付かせたのです。