ヨーロッパの歴史

1975年に独立した旧オランダ植民地はどこ?——南米のスリナムを解説

答え:スリナム共和国

1975年に独立を果たした旧オランダ植民地とは、スリナム共和国です。スリナムは1975年11月25日、約300年に及ぶオランダによる支配を経て、平和的に主権を獲得しました。

スリナムの位置と地理

スリナムは南米大陸の北東部沿岸に位置し、西にガイアナ、東にフランス領ギアナ、南にブラジルと接しています。北側はカリブ海(大西洋)に面しており、国土の大部分が手つかずの熱帯雨林に覆われていることでも知られています。

オランダ植民地としての歴史

スリナムはかつて「オランダ領ギアナ」と呼ばれていました。1667年のブレダ条約以降、オランダの統治下に入り、砂糖やコーヒーのプランテーション経済が発展しました。その歴史的背景から、アフリカ系、インド系、ジャワ系、先住民など多様な民族が共存する独特な社会を形成しています。

独立後のスリナム

首都はパラマリボで、植民地時代のオランダ風建築が残る旧市街はユネスコ世界遺産に登録されています。また、スリナムは南米で唯一オランダ語を公用語とする国であり、現在もオランダとの結び付きが深い国の一つです。