ヨーロッパの歴史

ナチス・ドイツの死の収容所は何と呼ばれていた?その答えは「絶滅収容所」

正解は「絶滅収容所(Extermination Camp)」

ナチス・ドイツが運営した「死の収容所」を指す言葉として正しいのは、「絶滅収容所(Extermination Camp)」です。英語では複数形で「Extermination Camps」と表記されることもあり、日本語では「殺戮収容所」と訳される場合もあります。

絶滅収容所とは何か

ナチス・ドイツにおける死の収容所は「絶滅収容所」と呼ばれ、広義には「強制収容所(Concentration Camp)」というカテゴリーに含まれる施設です。しかし通常の強制収容所が労働や監禁を目的としていたのに対し、絶滅収容所は大量虐殺そのものを目的として建設された点で大きく異なります。

これらの施設では、ユダヤ人をはじめ、ロマ(シンティ・ロマ)、障害者、政治犯など、ナチス政権が「排除対象」とした人々が組織的・計画的に殺害されました。

主な絶滅収容所

ポーランドなどを中心に建設された代表的な絶滅収容所には、以下のようなものがあります。

  • アウシュヴィッツ=ビルケナウ
  • トレブリンカ
  • ベウジェツ
  • ソビボル
  • チェルムノ
  • マイダネク

この一連の大量虐殺は「ホロコースト(ショアー)」と呼ばれ、約600万人ものユダヤ人が犠牲になったとされています。

まとめ

ナチス・ドイツの死の収容所を指す正しい呼称は「絶滅収容所」です。この悲劇の歴史的事実を正確に記憶し、教訓として後世に伝えていくことは、二度と同じ過ちを繰り返さないために極めて重要です。