
夏号から始まる新企画
この夏号より、歴史雑誌『Histoire & Civilisations(歴史と文明)』は、新しい連載を迎え、いっそう充実した内容となりました。
毎月掲載される「時代の空気(L'air du temps)」では、ニュースの表面的な騒ぎのその先にある、私たちの時代を静かに動かしているテーマを深く掘り下げます。
今月は、キューバをめぐってケネディ米大統領とフルシチョフ・ソ連首相が対峙したキューバ・ミサイル危機から60年という節目です。世界を核戦争の淵へと引き寄せたあの対決を、改めて振り返る好機といえるでしょう。かつてと同じような恐ろしい脅威が再び私たちにつきまとう今日だからこそ、当時の敵対者たちが理性によって、後戻りのできない戦争へと向かう悲劇的な螺旋を回避できた事実は、私たちに大きな示唆を与えてくれます。
歴史に出かけよう
「歴史に出かけよう」では、映画やコンサート、文化遺産の見学などのお出かけ情報を、教養をリフレッシュできる解説付きでご紹介します。休日を利用して、歴史を「体感」してみませんか。
読者の質問コーナー
また、雑誌の最終ページでは、歴史に関する「読者の質問」に歴史家が詳しくお答えします。皆さんは、どんな疑問を抱いていますか?質問は、内容が明確かつ具体的になるようまとめたうえで、courrier-histoire@mp.com.fr までお気軽にお送りください。
本号の目玉はガリア人大特集
本号のその他のページには、いつもの定番企画が勢揃いしています。中でも注目は、ガリア人を特集した大型ファイルです。
失われたガリアは、今日の私たちに何を語りかけてくれるのでしょうか?答えは――実に多くのものです。古代の彼らの姿を通して、現代の私たち自身の姿が浮かび上がってきます。それはまるで、久しぶりに旧友と再会したときのような、懐かしくも新鮮な時間をもたらしてくれるでしょう。