古カスティーリャ(Castilla la Vieja)とは
古カスティーリャ(スペイン語:Castilla la Vieja)は、スペイン中北部に位置する歴史的な地方です。その範囲は、一般に11世紀にカスティーリャ王国が到達した領域にほぼ一致するとされています。「旧カスティーリャ」とも呼ばれ、スペイン史において重要な役割を果たしてきた地域です。
地理的な特徴
古カスティーリャは北でビスケー湾に面し、南側はグアダラマ山脈の山並みを境として新カスティーリャ(Castilla la Nueva)と隔てられています。イベリア半島の中央高原(メセタ)北部に広がるこの地域は、内陸性の気候が特徴で、夏は乾燥して暑く、冬は寒さが厳しいことで知られています。
構成していた県
近代スペインの地理学的な区分において、古カスティーリャには以下の8つの県が含まれていました。
- アビラ県
- ブルゴス県
- ログローニョ県
- パレンシア県
- サンタンデール県
- セゴビア県
- ソリア県
- バリャドリッド県
現在の行政区分への再編
1979年以降のスペインの自治州制度の導入に伴い、古カスティーリャの約半分は自治州「カスティーリャ・イ・レオン」(Comunidad Autónoma de Castilla y León)に編入されました。残りの県もそれぞれ独立した道を歩んでおり、ログローニョ県は「ラ・リオハ州」へ、サンタンデール県は「カンタブリア州」へと再編されています。
歴史について
古カスティーリャの歴史は、レコンキスタ(国土回復運動)の中核を担ったカスティーリャ王国の歩みと深く結びついています。詳細な歴史については、「カスティーリャ」の項目を参照してください。