誕生日祝いは一般的ではなかった植民地時代のアメリカ
アメリカ植民地時代において、誕生日にプレゼントを贈る習慣は、現代ほど一般的なものではありませんでした。誕生日は今日のように盛大に祝われることが少なく、むしろ多くの人々は「命名日(ネームデー)」と呼ばれる日をお祝いしていました。命名日とは、自分の名前の由来となった聖人の記念日(聖名祝日)のことです。
誕生日に贈り物をした記録も実際に残っている
とはいえ、植民地時代のアメリカでも、誕生日に贈り物が交わされていたことを示す記録がいくつか残っています。例えば1737年には、ベンジャミン・フランクリンが妹の誕生日に手紙を書き、本を贈り物として送っています。また1769年には、ジョージ・ワシントンが妻の誕生日を祝う手紙とともに、宝石を贈ったとされています。
まとめ:珍しい習慣だったが、まったくなかったわけではない
このように、植民地時代のアメリカで誕生日プレゼントを贈る習慣は現代ほど普及していませんでしたが、まったく行われていなかったわけではありません。家族や親しい間柄の人々の間では、誕生日を祝う気持ちを込めて贈り物をする文化が確かに存在していたのです。現代のような大掛かりな誕生日祝いが定着するのは、それ以降の時代になってからのことといえます。