ギリシャ神話に「鎧の神」はいる?
結論から言うと、ギリシャ神話には鎧そのものを司る専属の神は存在しません。
ギリシャ神話には戦争に関わる神々は数多く登場しますが、「鎧」という特定の武具だけを専門に守護する神格は置かれていませんでした。
戦争や武具に関わるギリシャの神々
鎧の神はいないものの、戦いにまつわる神々は複数存在します。
アレス(Ares)
戦争そのものを司る神です。荒々しい戦闘や殺戮を象徴する存在で、その暴虐さゆえに戦士たちから恐れられることもありました。
アテナ(Athena)
知恵と戦略の女神であり、正義の戦争を守護します。兜・盾・槍を身につけた姿で描かれることが多く、武具との関わりが非常に深い神です。
ヘファイストス(Hephaestus)
鍛冶の神で、実は鎧に最も縁の深い存在です。ホメロスの叙事詩『イリアス』では、英雄アキレウスのために輝く鎧一式を鍛え上げた逸話が有名です。
まとめ
ギリシャ神話に「鎧の神」は存在しませんが、アレス(戦争)、アテナ(戦略)、ヘファイストス(武具の製作)など、それぞれ異なる側面から戦いと武具に関わる神々が信仰されていました。