古代の歴史

第二次世界大戦時のイギリス軍将軍は誰?モントゴメリー元帥の生涯と戦歴

バーナード・モントゴメリーとはどんな人物?

バーナード・ロー・モントゴメリー(初代アラメインのモントゴメリー子爵、KG、GCB、DSO)は、「モンティ(Monty)」の愛称で親しまれたイギリス陸軍の高級将校です。1887年11月17日生まれ、1976年3月24日没。第一次世界大戦と第二次世界大戦の両方に従軍し、とりわけ第二次世界大戦ではイギリスを代表する名将としてその名を歴史に刻みました。

第二次世界大戦での主な活躍

モントゴメリーが最もよく知られているのは、第二次世界大戦中の第8軍司令官としての功績です。北アフリカ戦線やイタリア戦線で勝利を重ね、さらに第21軍集団の司令官として、ノルマンディー上陸作戦およびその後の北西ヨーロッパにおける戦役を終戦まで指揮しました。

賛否を呼んだ指揮スタイル

モントゴメリーは物議を醸す人物でもあり、その軍事的指導については今なお多くの議論が交わされています。綿密な計画立案と細部への徹底した配慮を特徴とする一方、慎重すぎて攻勢が遅いという批判も受けました。しかし、こうした批判にもかかわらず、第二次世界大戦における最も成功したイギリス軍指揮官の一人として広く評価されています。

戦後の経歴

終戦後のモントゴメリーは、1946年から1948年にかけて帝国参謀総長(CIGS)を務め、続く1948年から1951年までは西欧同盟の常設軍事委員会議長を歴任しました。また、1946年には「アラメインのモントゴメリー子爵」に叙爵されています。

モントゴメリーの主な戦歴 年表

  • 1914年〜1918年: 第一次世界大戦に従軍し、中佐まで昇進。
  • 1939年〜1940年: 第二次世界大戦開戦直後、フランスに展開したイギリス遠征軍(BEF)の第3歩兵師団を指揮。ダンケルク撤退にも参加しました。
  • 1940年〜1942年: ドイツ軍の本土上陸に備えるため、イギリス国内の防衛部隊(V軍団、XII軍団、南東軍管区)の指揮を歴任。
  • 1942年8月: 北アフリカ戦線の第8軍司令官に就任。
  • 1942年10月〜11月: 第二次エル・アラメインの戦いでロンメル将軍率いる枢軸軍を破り、北アフリカ戦線の転換点をつかみました。
  • 1943年: シチリア島攻略戦とイタリア本土侵攻において第8軍を指揮。
  • 1944年6月: 第21軍集団司令官としてノルマンディー上陸作戦を指揮し、以降の北西ヨーロッパ戦役を統率。
  • 1944年末〜1945年: バルジの戦いでは連合軍北部戦線の指揮を担い、1945年3月にはライン川渡河作戦を成功させ、ドイツ本土への最終進撃を果たしました。

まとめ

バーナード・モントゴメリーは、エル・アラメインでの決定的な勝利によって国民的英雄となり、ノルマンディー上陸作戦からドイツ降伏までの西欧戦線を支えた、第二次世界大戦を代表するイギリス軍将軍です。慎重な用兵ゆえに批判されることも多かったものの、その確実な作戦指揮は連合国の勝利に不可欠な存在でした。