1880年に発行されたリバティ1ドル金貨(リバティヘッド・ゴールドダラー)の価値は、保存状態や希少性によって大きく変動します。コイン収集の世界では、状態グレードこそが価格を左右する最重要要素となるため、自分のコインがどのグレードに該当するのかを把握することが大切です。
状態別の市場価値
未使用品(アンサーキュレーテッド/UNC)
USA Coin Bookによると、一度も流通していない未使用品の評価額は300ドル〜800ドル程度です。光沢が美しく、傷や摩耗がほとんど見られないハイグレードのコインほど、高額で取引される傾向にあります。
極美品(EXTREMELY FINE)
わずかな使用感はあるものの、細部までよく残っている極美品(EX FINE)グレードの場合、250ドル〜400ドル前後で取引されています。
美品(FINE)
全体に摩耗が見られるものの、主要なデザインが判別できる美品(FINE)クラスでは、約200ドル程度の価値があります。
並品(GOOD)
摩耗が進んでいる並品(GOOD)グレードでは、約150ドル前後が相場となっています。
価値を大きく左右するポイント
一般的な相場以上に注目したいのが、レアなミントマーク(造幣局刻印)のバリエーションや、鋳造時のエラー品の有無です。こうした希少な種類に該当するコインは、通常品の何倍もの価値がつくケースもあります。
正確な価値を知りたい場合は、PCGSやNGCといった専門鑑定機関によるグレーディングサービスの利用をおすすめします。プロの鑑定を受けることで、信頼性の高い評価額を得られるだけでなく、売却時にも有利になります。