1879年に鋳造され、「E Pluribus Unum(合衆国の多数より一つへ)」の銘が刻まれた1ドル銀貨は、コレクターの間で「モーガンダラー」として知られる有名な銀貨です。その市場価値は、保存状態(グレード)と希少性によって大きく左右されます。
世界的な鑑定機関であるPCGSのプライスガイドによると、未使用に近いMS-60グレードの1879年モーガンダラーは約850ドル、ほぼ完璧な状態とされるMS-65では約7,750ドルの評価となっています。一方、流通して摩耗したXF-40程度のコインであれば約85ドルと、比較的手頃な価格帯で取引されています。
希少なバラエティは驚きの高額査定も
特に注目すべきは、カーソンシティ造幣局で鋳造された「1879-CC」です。発行枚数が少なく人気が高いため、XF-40グレードでも約800ドルの価値があり、プルーフライク(鏡面のような輝きを持つ)タイプに至っては8万5,000ドルを超えることもあります。
価値を左右する主な要素
- グレード(保存状態): 摩耗や傷の少ないほど高評価
- ミントマーク: カーソンシティ(CC)など希少な造幣局の刻印はプレミアムがつく
- バラエティ: プルーフライクなどの特殊な仕上げは大幅に価値が上がる
正確な価値を知るためには
上記の金額はあくまで相場の目安です。実際の価値は、コイン一つひとつの状態や細部の特徴によって大きく変動します。お手元の1879年モーガンダラーの正確な査定をご希望の場合は、信頼できる鑑定機関やコイン業者によるプロフェッショナルな評価を受けることをおすすめします。