古代の歴史

イギリス人による最初の永住地はどこ?北米初の植民地「ジェームズタウン」の歴史

北米初のイギリス人永住植民地「ジェームズタウン」とは

北米におけるイギリス人による最初の恒久的な入植地は、1607年に建設されたジェームズタウン(Jamestown)です。現在のアメリカ合衆国バージニア州に位置し、「新世界」と呼ばれた北米大陸において、イギリスが築いた最初の成功した植民地として知られています。

バージニア会社による植民地の設立

ジェームズタウンは、バージニア会社(ロンドン会社)によって設立されました。探検家としても名高いジョン・スミス船長が植民地を指揮し、入植者たちを率いて未開の地での開拓を進めました。

過酷を極めた初期の入植生活

しかし、ジェームズタウンでの生活は決して容易なものではありませんでした。未知の土地での病気の流行や食糧不足に見舞われ、初期の入植者の多くが命を落としたと伝えられています。特に1609年から1610年にかけての冬は「飢餓の時代(Starving Time)」と呼ばれ、入植者の大多数が失われるほど深刻な状況でした。

恒久的な定住地への発展

それでも植民地は、タバコ栽培の成功などを契機に次第に成長していき、やがて安定した恒久的な定住地として確立されました。ジェームズタウンは、その後のアメリカ合衆国の礎となる、極めて重要な歴史の出発点となったのです。