古代の歴史

インカ人の身体的特徴とは?身長・頭の形・容姿・服装を6つのポイントで解説

南米アンデス地方に巨大帝国を築いたインカの人々。その身体的特徴には、マヤやアステカといった他の中南米文明と異なる点が数多くあります。ここでは、平均身長から独特の身体習慣まで、インカ人の身体的特徴を6つのポイントでわかりやすく解説します。

1. 平均身長

インカ人男性の平均身長は約157cm(5フィート2インチ)、女性は約150cm(4フィート11インチ)と、現代人よりも小柄でした。

2. 頭の形

インカ人は一般的に、額がやや後退した細長い頭蓋骨を持っていました。これは、頭部が幅広く額の出が目立たないマヤ人やアステカ人とは対照的な特徴です。

3. 顔立ち

瞳は茶色で、髪は濃い茶色から黒色でした。体毛は比較的薄く、上唇やあごにわずかに生える程度ですが、口ひげやあごひげを蓄える人もいました。

4. 肌の色

肌の色は、薄い小麦色から深い褐色までと、個人差がありながら全体的に健康的なトーンが特徴です。

5. 服装

男性は一般的にチュニック(短衣)と腰布を着用し、女性は足首まで届くワンピース型の服を腰のところで結んで着ていました。履物はサンダルを履くか、素足で過ごすことも多かったようです。また、インカの衣服は鮮やかな装飾や房飾り、刺繍などで彩られることが多く、身分や地位を表す要素にもなっていました。

6. 身体改造(頭蓋変形)

インカの戦士たちの間では、幼少期に布や紐で頭をきつく縛り、意図的に頭蓋骨を細長く伸ばす風習がありました。この習慣は勇猛さや高位の象徴とされていましたが、興味深いことに、インカ人女性に対しては行われていなかったとされています。