古代の歴史

キャサリン・パーの結婚歴を解説:ヘンリー8世との結婚と、その後の再婚相手

キャサリン・パー(1512年頃~1548年)は、チューダー朝イングランド王ヘンリー8世の6番目にして最後の王妃として知られています。1543年にヘンリー8世と結婚し、王が亡くなるまでの約4年間を妃として過ごしました。

彼女はヘンリー8世の6人の妻の中で、離婚や処刑ではなく王の死によって婚姻関係を終えた数少ない人物です。また、後のエリザベス1世となる王女エリザベスの教育に尽力したことや、自ら著書を出版した女性としても歴史に名を残しています。

ヘンリー8世の死後、再婚した相手は?

1547年1月にヘンリー8世が死去すると、キャサリン・パーは同年の春、わずか数ヶ月後にトマス・シーモア(初代サドレー男爵)と再婚しました。トマス・シーモアは、ヘンリー8世の3番目の妃ジェーン・シーモアの弟であり、若き国王エドワード6世の叔父にあたる人物です。

興味深いことに、ヘンリー8世との結婚以前、キャサリン・パーとトマス・シーモアはすでに恋仲だったと伝えられています。しかし王からの求婚を受け入れ、二人の縁は一時断たれました。王の死後、ようやく結ばれた二人でしたが、幸せな時間は長くは続きませんでした。

波乱の晩年と最期

1548年8月、キャサリン・パーはトマス・シーモアとの間に娘メアリーを出産しました。しかし産後まもなく産褥熱を患い、9月5日にこの世を去りました。36歳での死でした。

夫のトマス・シーモアも翌1549年、宮廷内の権力闘争の末に大逆罪で処刑され、幼い娘メアリーのその後の消息は定かではありません。

まとめ

キャサリン・パーにとってヘンリー8世は3人目の夫であり、王の死後に選んだのが4人目の夫トマス・シーモアでした。波乱に満ちたチューダー朝の宮廷において、彼女は6人の王妃の中で比較的穏やかな形で人生を閉じることができた、数少ない人物の一人といえるでしょう。