古代の歴史

サクソン人は西暦450年頃にブリテンへ渡ったのか?

サクソン人のブリテン上陸はいつか?

はい、アングロ・サクソン人は西暦5世紀にブリテン島への移住を開始しました。伝統的には西暦449年頃がその起点とされており、「450年頃」という表現もおおむね正しいといえます。

ゲルマン民族の移住の時代

サクソン人、アングル人、ジュート人といったゲルマン系諸民族によるブリテンへの移住は、5世紀半ばに始まり、7世紀初頭まで続きました。この背景には、ローマ帝国が410年頃にブリテンから軍団を撤退させ、島が外部からの攻撃に無防備になったことがあります。

ブリテンの先住民であるケルト系の人々は、ピクト人やスコット人などの襲撃に対抗するため、大陸から傭兵としてサクソン人を招き入れたと伝えられています。しかし、彼らはやがて自らの勢力を拡大し、移住者として定着していきました。

サクソン人の役割

サクソン人は、この時代にブリテンへ定住したゲルマン系民族の中でも主要なグループの一つでした。彼らは現在のイングランド南部や中部にあたる地域に王国を築き、ウェセックス、エセックス、サセックスなど「サクソン」の名を持つ国々を形成しました。

こうした移住と定住の過程を経て、アングル人とサクソン人の文化や言語が融合し、後に「イングランド(Angloの土地)」と呼ばれる国家の基礎が形作られていったのです。