松本城の築城には約23年の歳月がかかった
国宝・松本城の築城には、およそ23年という長い歳月が費やされました。着工は1593年(文禄2年)、完成は1616年(元和2年)とされています。
築城に長い年月がかかった理由
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての築城は、すべて人力と手作業に頼ったものでした。巨石を運搬して石垣を積み上げ、大量の木材を加工して天守や櫓を組み上げるには、膨大な労力と高度な技術が必要でした。そのため、規模の大きな城ほど完成までに数年から十数年、場合によっては20年以上を要することも決して珍しくありませんでした。
松本城とはどんな城?
松本城は長野県松本市に位置する平城で、その美しい黒い外観から「烏城(からすじょう)」の別名でも親しまれています。現存する天守としては日本最古級であり、大天守・小天守・渡櫓などが一体となった連立式天守は全国的にも貴重な存在です。こうした高い歴史的価値が認められ、松本城は国宝に指定されています。
まとめ
松本城の築城は1593年に始まり、完成までに約23年の歳月を要し、1616年についにその姿を整えました。長い年月をかけて築かれたからこそ、今日まで当時の姿を伝える国宝の城として、国内外の多くの人々を魅了し続けているのです。