古代の歴史

アレクサンダー大王が初めて馬を手にしたのは何歳?伝説の愛馬ブケファロスとの出会い

アレクサンダー大王と初めての馬

アレクサンダー大王が初めて馬を手に入れた正確な年齢を特定できる確固たる記録は、現存していません。古代の史料には、彼が王となる前の子ども時代の日常や持ち物についての詳細な記述がほとんど残されておらず、歴史的な記録の多くは、即位後の輝かしい業績や軍事遠征に集中しています。

伝説の名馬ブケファロスとの出会い

ただし、古代の伝承によれば、アレクサンダーが後に有名となる愛馬ブケファロスを手なずけたのは、およそ10歳から12歳頃だったとされています。プルタルコスが記した逸話によると、父であるマケドニア王フィリッポス2世でさえ御することができなかった暴れ馬を、少年アレクサンダーは見事に乗りこなしたといいます。この活躍を目の当たりにした父王は感嘆し、ブケファロスを息子に与えたと伝えられています。

史料の限界と真実性

とはいえ、こうした逸話は出来事から数百年後に書かれたものであり、正確な年齢や時期を裏付ける同時代の記録は存在しません。そのため、「何歳で初めて馬を手に入れたのか」という問いに対して、断定的な答えを出すことはできないのが実情です。それでも、ブケファロスとの出会いの物語は、若きアレクサンダーの勇気と才能を象徴するエピソードとして、今日まで語り継がれています。