「アレクサンダー大王がアフガニスタンを征服したのはいつか?」という問いへの答えは、意外にも「実は完全な征服は行われていない」というものです。
アレクサンダー大王と現在のアフガニスタンの関係
紀元前4世紀、マケドニア王国のアレクサンダー大王(アレクサンドロス3世)は、ペルシャのアケメネス朝帝国を打ち破る壮大な東方遠征を実施しました。この遠征の過程で、彼は現在のアフガニスタンにあたる地域の一部を支配下に収めました。しかし、今日の国境線で定義される「アフガニスタン」全土を征服したわけではない点に注意が必要です。
アレクサンドリア・アラコシア(現カンダハル)の建設
アレクサンダー大王が征服した地域の一つが、アラコシア地方です。この地には「アレクサンドリア・アラコシア」と呼ばれる都市が建設されました。この都市は、現在のアフガニスタン南部の主要都市であるカンダハルの起源とされており、大王の遺産が今もこの地に息づいていることを物語っています。
まとめ
つまり、アレクサンダー大王は紀元前330年頃の東方遠征において、現在のアフガニスタンの一部(カンダハル周辺など)を征服・統治しましたが、現代のアフガニスタン全土を征服したとは言えないのです。「征服したのはいつか」という問いには、「紀元前330年頃、ただし一部地域のみ」というのが正確な答えとなります。