古代の歴史

ラムセス2世のラメセウムの建設にはどれくらいの時間がかかったのか?

古代エジプト新王国時代・第19王朝のファラオ、ラムセス2世(ラムセス大王)ゆかりの巨大建造物「ラメセウム」は、完成までにおよそ20年の歳月を要したと考えられています。

建設は紀元前1250年頃、ラムセス2世の治世中に着工され、紀元前1230年頃に完成しました。テーベ(現在のルクソール)のナイル川西岸に位置するこの壮大な複合建築は、王の権威と永遠性を後世に伝えるため、当時の最高の技術と膨大な労力を注いで造られました。

ラメセウムとはどんな建造物?

なお、正確に言うとラメセウムは「葬祭殿」と呼ばれる記念建造物であり、ラムセス2世が実際に埋葬された王家の谷のKV7号墓とは別の施設です。しかし、いずれの建造物においても、その建設には長い年月と莫大な資源が必要とされ、古代エジプトの建築技術の高さを今に物語っています。