ホワイトハウスは1812年に全焼したのか?
よくある誤解ですが、ホワイトハウスが焼失したのは1812年ではありません。実際にイギリス軍の攻撃を受けて焼かれたのは、1814年8月24日のことです。
1814年8月24日、イギリス軍による首都襲撃
「1812年戦争」と呼ばれる米英戦争(1812年〜1815年)の最中、イギリス軍はアメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.に進攻し、同年8月24日にホワイトハウス(当時は大統領官邸)や連邦議会議事堂などの主要な政府建築物に放火しました。これによりホワイトハウスは甚大な被害を受けました。
当時の大統領ジェームズ・マディソン夫妻は、攻撃の前にすでに首都を避難しており、ファーストレディのドリー・マディソンがジョージ・ワシントンの有名な肖像画を守り出した逸話は、今日でも広く語り継がれています。
焼失後の迅速な再建
焼け落ちたホワイトハウスは、戦争終結後まもなく再建工事が開始され、1817年頃には第5代大統領ジェームズ・モンローが入居できる状態まで復旧しました。こうしてホワイトハウスは短期間で元の姿を取り戻し、現在も大統領官邸として使用され続けています。