コンスタンティノープルの「年齢」とは?
現在のイスタンブールにつながるこの街の原点は、古代都市ビザンティオンです。紀元前657年ごろ、ギリシャ人入植者たちによって建設されたと伝えられています。ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアを結ぶ戦略的な立地に恵まれたビザンティオンは、交易の要衝として次第に繁栄していきました。
コンスタンティヌス大帝による改名と遷都
歴史が大きく動いたのは西暦324年です。ローマ皇帝コンスタンティヌス1世(コンスタンティヌス大帝)は、この古いギリシャ植民都市を自らの名にちなんだ「コンスタンティノープル(コンスタンティヌスの都)」と改称し、ローマ帝国の新しい首都と定めました。その後330年には正式な遷都の式典が執り行われ、街は「新ローマ」と呼ばれる東方の中心都市へと生まれ変わったのです。
1924年、1600周年という節目
コンスタンティヌス大帝が同市を首都と定めた324年を基準に数えると、ちょうど1600年後にあたる1924年が、コンスタンティノープル創建1600周年の記念の年となります。一方、最初のギリシャ人入植者による建設である紀元前657年から数えれば、この街の歴史は2500年以上に及びます。
まとめ
つまり「コンスタンティノープルは何歳か」という問いには、実は二つの答えがあります。コンスタンティヌス大帝以来の帝都としての歴史は約1600年、その前身であるビザンティオンの時代まで含めれば2600年を超える、世界有数の由緒ある長寿の都市なのです。