メイソンジャーの誕生は1858年
家庭で食品を保存するための密閉容器として今も世界中で愛用されている「メイソンジャー(Mason Jar)」。その原型となる最初の保存瓶は、1858年にアメリカの鍛冶職人ジョン・L・メイソン(John L. Mason)によって発明されました。
「フルーツジャー」と呼ばれた最初の保存瓶
当時、この瓶は「フルーツジャー(fruit jar)」と呼ばれていました。果物や野菜を瓶詰めにして長期保存するための容器として考案されたものです。
メイソンが開発した画期的なポイントは、ねじ切り口とゴムパッキンを組み合わせた気密性の高い蓋にありました。それまでの保存容器では完全な密閉が難しく、食品が傷みやすいという課題がありましたが、この構造により空気や雑菌の侵入を防ぎ、食品を安全かつ長期間保存することが可能になったのです。
1858年11月30日に特許を取得
ジョン・L・メイソンは、この発明について1858年11月30日に特許を取得しました。この日付は、メイソンジャーの歴史における重要な節目として知られています。
特許取得後、メイソンの設計は広く普及し、彼の名前にちなんで「メイソンジャー」という名称が定着しました。現在でもさまざまなメーカーから類似の保存瓶が製造されており、食品保存だけでなく、ドリンクボトルやインテリア雑貨、工作など幅広い用途で親しまれています。
まとめ
メイソンジャーの起源は、1858年にジョン・L・メイソンが発明し、同年11月30日に特許を取得した「フルーツジャー」にさかのぼります。シンプルながら優れた密閉構造を持つこの保存瓶は、160年以上の時を経てなお、世界中の家庭で愛され続けているのです。