考古学的発見

パブラムはカナダ人によって発明された?その誕生秘話と歴史

ベビーフードの代名詞ともいえる「パブラム(Pablum)」。その発明者がカナダ人だったのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

結論:パブラムはカナダ人によって発明されました

パブラムは、1930年代にカナダ・トロントの病院で勤務していた小児科医たちによって開発されました。中心となったのはフレデリック・ティズドール(Frederick Tisdall)医師で、セオドア・ドレイク(Theodore Drake)医師やアラン・ブラウン(Alan Brown)医師らとともに、トロント小児病院(Hospital for Sick Children)で研究を重ねた末に完成させたものです。

一部ではアメリカ人医師による発明とされることもありますが、開発の舞台となったのはカナダであり、発明者たちもカナダで活躍した小児科医でした。つまり、パブラムは間違いなくカナダ生まれの製品なのです。

パブラムとはどのような食品?

パブラムは、世界初の「すぐに食べられる加工ベビーシリアル」として知られています。小麦粉、トウモロコシ粉、オートミールなどを原料とし、ビタミンやミネラルが強化されている点が大きな特徴でした。当時、乳幼児の栄養不足やくる病などの問題が社会課題となる中で、手軽に栄養を補給できる食品として画期的な存在だったのです。

「Pablum」という名前は、ラテン語の「Pabulum(食べ物・栄養)」に由来すると言われています。後にアメリカの製薬・食品会社であるミード・ジョンソン社(Mead Johnson & Company)によって商業的に販売され、北米を中心に広く普及しました。

まとめ

パブラムは1930年代に、カナダの小児科医フレデリック・ティズドールらによってトロントで開発された、歴史的に重要なベビーフードです。乳幼児の栄養改善に大きく貢献したこの発明は、今でも「カナダが生んだ偉大な発明品」として語り継がれています。