考古学的発見

1799年ドラップド・バスト・シルバードルの価値はいくら?グレード別の相場を解説

1799年ドラップド・バスト・シルバードルの価値とは?

収集用の銀貨は、銀地金としての価値(ブルジョン・バリュー)をはるかに上回る評価を受けることがあります。ただし、その実際の価格は、コインの保存状態を示す「グレード」によって大きく左右される点に注意が必要です。

グレード別の落札実績

1799年に鋳造された「ドラップド・バスト・ダラー(Draped Bust Dollar)」のプルーフ版では、以下のような高額な落札実績があります。

  • PR65: 109,250ドルで落札
  • PR63: 69,000ドルで競り落とされ

同じ年号・同じ種類のコインでありながら、グレードがわずか2段階異なるだけで4万ドル以上もの価格差が生じています。これは、収集用銀貨の市場において保存状態がいかに重要であるかを如実に示す例といえるでしょう。

ドラップド・バスト・ダラーの概要

ドラップド・バスト・ダラーは、1795年から1804年にかけてアメリカ合衆国造幣局で鋳造された1ドル銀貨です。表面には布をまとった自由の女神、裏面には紋章風のワシが描かれ、初期アメリカ銀貨を代表するデザインとして知られています。特にプルーフ仕上げの現存例は極めて数が少なく、コレクター市場で常に高い人気を誇ります。

まとめ

1799年ドラップド・バスト・シルバードルの価値は、銀そのものの地金価値を大きく超え、グレード次第で数万ドルから10万ドル超の評価となります。PR65で約109,250ドル、PR63で約69,000ドルという落札実績は、状態の良さこそが収集用銀貨の価格を決める最大の要因であることを物語っています。売却や購入を検討する際は、必ず専門機関によるグレーディングを受けるとよいでしょう。