メッサーシュミットMe 262の設計者はウィリー・メッサーシュミット
世界初の実用ジェット戦闘機として知られるメッサーシュミットMe 262は、ドイツの航空技術者ウィリー・メッサーシュミット(Willy Messerschmitt)が率いる設計チームによって開発されました。
メッサーシュミットは、バイエルン航空機製造所(後のメッサーシュミットAG)の主任設計者兼経営者として、Bf 109など数々の名機を手掛けた人物です。Me 262の実際の設計作業は、彼の指揮のもと、ヴォルデマール・フォークト(Woldemar Voigt)ら優秀な技術者チームが担いました。
開発の経緯と歴史的意義
Me 262の初飛行は1941年4月に行われましたが、当時はまだピストンエンジンを使用した試験飛行でした。ジェットエンジンを搭載しての本格的な飛行は1942年7月に実現し、1944年から第二次世界大戦の実戦に投入されるようになりました。
両翼にジェットエンジンを備えた後退翼の機体デザインは、当時としては極めて先進的で、最高速度は約870km/hに達しました。これは従来のプロペラ戦闘機を大きく上回る性能であり、航空史におけるジェット時代の幕開けを象徴する機体となっています。