アコーディオンは、1829年にキリル・デミアン(Cyrill Demian)によって発明されました。彼はウィーンで活躍していたアルメニア系オーストリア人のオルガン職人であり、同年5月23日にウィーンでアコーディオンの特許を正式に取得しています。
キリル・デミアンとアコーディオンの誕生
デミアンが開発した初期のアコーディオンは、蛇腹(ふいご)を伸縮させることで空気を送り込み、ボタンを押すことで和音を奏でる仕組みを持っていました。この「片手で旋律と伴奏を同時に演奏できる」という画期的な特徴により、アコーディオンは瞬く間にヨーロッパ中へと広まっていきました。
アコーディオンの別名
アコーディオンには、いくつかの別名があります。
- スクイーズボックス(Squeezebox):蛇腹を「絞る(squeeze)」動作から由来する愛称で、英語圏で広く使われています。
- メロディオン(Melodeon):主にボタン式のダイアトニック・アコーディオンを指す呼び名として知られています。
- 蛇腹楽器(じゃばらがっき):日本では、伸縮する蛇腹構造を持つ鍵盤・自由簧(じゆうこう)楽器の総称として親しまれています。
まとめ
アコーディオンは1829年、キリル・デミアンの手によって誕生しました。現在では世界中の民俗音楽やクラシック、ジャズなど幅広いジャンルで演奏されており、「スクイーズボックス」「メロディオン」といった別名でも親しまれている、魅力的な楽器です。