シャルル・アレクサンドル・ド・カロンヌ(1734年 - 1802年)

シャルル・アレクサンドル・ド・カロンヌは、1734年に生まれ、1802年に没したフランスの政治家・財政家である。1783年から1787年にかけて、ルイ16世のもとで財務総監(財務長官)を務めた。
財政改革への挑戦
当時のフランス王国は、アメリカ独立戦争への介入などによる支出の増大で深刻な財政危機に陥っていた。カロンヌは国家財政の再建を目指し、大胆な改革計画を打ち出した。その中心となったのは、公共資金管理体制の刷新と租税配分方法の見直しであり、これによって納税における一定の平等を実現しようとするものであった。
特権階級の反発と失脚
しかし、この改革案は、従来の免税特権を守ろうとする貴族や聖職者といった特権階級からの強い反発を受けた。1787年に招集された名士会においても改革案は承認されず、カロンヌは同年4月に罷免され、失脚へと追い込まれた。
失脚後、彼はイギリスへ渡り、フランス革命期には亡命者の一人として活動した。晩年はフランスに戻り、1802年にパリで生涯を閉じた。