歴史上の人物

ロシャンボー伯爵ジャン=バティスト・ド・ヴィムールの生涯と功績(1725~1807)

ロシャンボー伯爵ジャン=バティスト・ド・ヴィムールの生涯と功績(1725~1807)

ロシャンボー伯爵とは

ジャン=バティスト・ドナティアン・ド・ヴィムール、ロシャンボー伯爵(Jean-Baptiste Donatien de Vimeur, comte de Rochambeau、1725年7月1日 – 1807年5月10日)は、フランス王国を代表する軍人の一人である。若くして軍隊に入り、オーストリア継承戦争や七年戦争で着実に武名を上げ、1791年にはフランス元帥に昇進した。

アメリカ独立戦争とヨークタウンの勝利

1780年、ロシャンボーは約5,500名からなるフランス遠征軍を率いてアメリカ大陸へ渡った。1781年にはジョージ・ワシントン率いる大陸軍と緊密に連携し、ヨークタウンにおける包囲戦を展開。イギリス軍コーンウォリス将軍の降伏を実現させた。この勝利はアメリカ独立戦争の決定的な転換点となり、アメリカ合衆国の独立を大きく前進させることとなった。

フランス革命期の晩年

帰国後の1790年には北方軍の司令官を務め、翌1791年に元帥の称号を授けられた。しかし、フランス革命が激化すると情勢は一変する。恐怖政治の時代に逮捕され、断頭台の危機に瀕したが、奇跡的に処刑を免れた。その後は隠棲して余生を過ごし、1807年に82歳でこの世を去った。