「最後の受章者」を探しても見つからない理由
「パープルハート勲章を最後に受章したのは誰か?」——一見シンプルに思えるこの問いには、意外な答えがあります。それは「最後の受章者は存在しない」というものです。
180万人以上が受け取ってきた勲章
パープルハート勲章(Purple Heart)は、アメリカ軍において戦闘などで負傷した、あるいは命を落とした軍人に授与される勲章です。その創設以来、180万人以上の軍人がこの勲章を受け取ってきました。
アメリカが関わった歴代の紛争ごとに、数え切れないほどの兵士たちが負傷や犠牲と引き換えにこの勲章を授与されており、アメリカ軍の勲章の中でも最も長い歴史と深い意味を持つものの一つとされています。
今も授与が続いているからこそ
では、なぜ「最後の受章者」が存在しないのでしょうか。答えはシンプルで、パープルハート勲章は現在も継続的に授与されているからです。
今日もどこかで新たに負傷した軍人がおり、そのたびに勲章は授与され続けます。つまり、直近の受章者は特定できても、その人が「最後」の受章者になるかどうかは誰にも分かりません。授与が終了するその日まで、「最後の受章者」は確定しないのです。
まとめ
パープルハート勲章は創設以来180万人以上に授与され、今なお授与が続く「生きた勲章」です。だからこそ「最後の受章者は誰か」という問いには、「まだ存在しない——そして当分現れないだろう」というのが正しい答えとなります。