結論からお伝えすると、1915年のモルガンシルバーダラーにはミントマーク(造幣局の刻印)が存在しません。同年に鋳造されたモルガンダラーはすべてフィラデルフィア造幣局で製造されており、同造幣局は伝統的に硬貨へミントマークを刻印していなかったため、刻印のない仕上がりとなっています。
モルガンダラーのミントマークを見分けるポイント
モルガンダラーのミントマークは、硬貨の裏面にあるリース(月桂樹の花輪)の下、DOLLARの「DO」の文字付近に刻まれています。表面には存在しないため、確認する際は裏面をチェックしましょう。
各造幣局とミントマークの一覧
- 刻印なし:フィラデルフィア造幣局
- CC:カーソンシティ造幣局
- O:ニューオーリンズ造幣局
- S:サンフランシスコ造幣局
- D:デンバー造幣局(1921年のみ)
つまり、手元のモルガンダラーにミントマークが見当たらない場合、それはフィラデルフィア造幣局製であることを示しています。1915年銘のコインについても同様に、「刻印なし=フィラデルフィア製」として扱われます。
モルガンダラーはアメリカの歴史を代表する1ドル銀貨であり、現在でも世界中のコレクターから高い人気を誇ります。特に希少な年号や造幣局銘を持つコインは高値で取引されることもあるため、状態の確認や真贋の鑑定を検討している場合は、信頼できる専門の鑑定機関に相談することをおすすめします。