M1917リボルバーとは
U.S. Army 1917(M1917)リボルバーは、第一次世界大戦中にアメリカ軍が使用した.45口径の回転式拳銃です。当時、制式拳銃であったコルトM1911ピストルの生産が前線の需要に追いつかず、その不足を補う目的で採用されました。M1917リボルバーは.45ACP弾を使用できるよう設計されており、スミス&ウェッソン(S&W)、コルト、レミントン・アームズの3社によって製造されました。
製造メーカー別のシリアルナンバー範囲
M1917リボルバーのシリアルナンバーは、製造メーカーごとにブロック単位で割り当てられていました。おおよその区分は以下のとおりです。
- スミス&ウェッソン:1〜100,000
- コルト:100,001〜200,000
- レミントン・アームズ:200,001〜300,000
シリアルナンバーは、リボルバーが兵士へ支給された記録を管理・追跡するためにも活用されました。フレームに打刻された番号は、兵士の軍務記録にも記載されていたのです。
シリアルナンバーの確認場所
M1917リボルバーのシリアルナンバーは、シリンダー(回転弾倉)のすぐ下にあるフレーム部分に刻印されています。通常はフレームに直接打刻されており、比較的容易に確認できるでしょう。
シリアルナンバーを使った調査方法
シリアルナンバーを手がかりにすれば、そのリボルバーの歴史を掘り下げることができます。まず番号から製造メーカーを特定し、さらにどの兵士に支給された銃なのかを追跡することも可能です。
国立公文書館(NARA)への問い合わせ
調査の第一歩としては、アメリカ国立公文書館(NARA)への問い合わせがおすすめです。NARAは軍事記録のデータベースを保有しており、リボルバーのシリアルナンバーをもとに兵士の軍務記録を検索できます。軍務記録には、氏名・階級・所属部隊といった兵士の基本情報に加え、銃の支給日や返却日などの詳細も含まれています。
メーカーへの問い合わせとオンラインでの調査
また、シリアルナンバーからリボルバー自体の歴史を調べることもできます。製造メーカーに直接問い合わせれば、その銃の設計や製造背景について詳しい情報を得られる場合があります。加えて、インターネット上のコレクター向けフォーラムやデータベースを検索するのも、有効な調査手段の一つです。