歴史上の人物

アメリカの紙幣の額面一覧|現在印刷されている7種類と過去の高額紙幣

アメリカ合衆国で発行される紙幣(連邦準備券)には、歴史的に複数の額面が存在します。ここでは、現在印刷されている紙幣と、すでに発行を終えた高額紙幣に分けてご紹介します。

現在も印刷されている紙幣(7種類)

現在、アメリカで実際に印刷され、一般に流通している紙幣は以下の7種類です。

  • 1ドル紙幣
  • 2ドル紙幣(発行量は少ない)
  • 5ドル紙幣
  • 10ドル紙幣
  • 20ドル紙幣
  • 50ドル紙幣
  • 100ドル紙幣(現行では最高額面)

このうち日常的によく使われるのは、1ドル・5ドル・10ドル・20ドル・100ドルです。2ドル紙幣は現在も法定通貨として有効ですが、印刷量が非常に少なく、市場で見かけることはまれです。

現在は印刷されていない高額紙幣(4種類)

かつてはより高額な紙幣も発行されていましたが、1969年7月に連邦準備制度理事会(FRB)の方針により、以下の高額紙幣の流通が停止されました。現在これらの紙幣は新たに印刷されておらず、銀行への返納が義務付けられています。ただし、すでに手元にあるものは引き続き法定通貨として使用可能です。

  • 500ドル紙幣
  • 1,000ドル紙幣
  • 5,000ドル紙幣
  • 10,000ドル紙幣

高額紙2>高額紙幣が廃止された理由

高額紙幣の流通停止には主に2つの理由があります。第一に、当時すでに大口決済は小切手や電子的な送金で行われるようになり、現金による高額取引の需要が減少していたことです。第二に、高額紙幣は資金洗浄(マネーロンダリング)や脱税などの違法取引に利用されやすいという懸念がありました。

豆知識:10万ドル紙幣も存在した

実は、上記のほかに10万ドル金貨証明書もかつて発行されています。ただしこれは1934年から1935年頃にかけて、連邦準備銀行間の大口送金専用に限定的に使われたもので、一般に流通することはありませんでした。現在では博物館などでしか見ることができない希少な紙幣です。

まとめ

アメリカの紙幣は、現在印刷されている「1ドルから100ドルまでの7種類」と、1969年に流通を停止した「500ドル以上の4種類」を合わせると、合計11種類の額面が存在します。普段の生活で目にするのは主に100ドルまでの紙幣ですが、こうした歴史ある高額紙幣の存在は、アメリカ通貨の奥深さを感じさせてくれます。