1980年にサンフランシスコ造幣局(Sミントマーク)で鋳造されたリンカーン・ペニー(1セント硬貨)の価値は、保存状態とバラエティ(種類)によって大きく異なります。
流通品の価値
一般的に、市中で流通していた経歴のある「流通品」の1980年Sリンカーン・ペニーの価値は、1〜5セント程度です。発行枚数が多いため、通常の状態では額面価格前後で取引されることがほとんどです。
未使用品は高価値に
一方、一度も流通していない「未使用品(アンサーキュレーテッド)」であれば、価値は大きく跳ね上がります。特に、専門鑑定機関による認定を受けた希少なバラエティは、コレクター市場で高値がつく傾向があります。
ダブルダイ・オーバース(刻印二重)バラエティ
代表的な例として、表面の刻印が二重にずれて打たれた「ダブルダイ・オーバース(Doubled Die Obverse)」と呼ばれるバラエティがあります。この種類の未使用品は、約50ドルの価値があるとされています。
価値を見極めるポイント
お手持ちの1980年Sリンカーン・ペニーの価値を正確に知りたい場合は、以下の点を確認しましょう。
- 表面の文字や肖像に二重刻印などの変化がないか
- 硬貨の光沢や摩耗の程度(未使用か流通品か)
- PCGSやNGCなどの第三者鑑定機関によるグレード認定を受けること
状態が良いほど、また希少なバラエティであるほど価値が上がるため、売却前に専門家による鑑定を検討するのがおすすめです。