1887年シルバーダラーの価値を左右する2つの要素
1887年に鋳造されたシルバーダラー(銀ドル)の価値は、保存状態(コンディション)とミントマーク(造幣局の刻印)によって大きく異なります。同じ年号・種類のコインでも、状態が良いほど高く評価され、特に未使用に近いものは希少性からプレミアムがつきます。
以下に、グレード別のおおよその売買価格の目安をまとめました。
グレード(状態ランク)の目安
- Good(並品):大きく摩耗し、デザインの細部が失われている状態
- Fine(美品):中程度の摩耗があるが、主要なデザインは判読可能
- Very Fine(極美品):摩耗が軽く、細部の多くが残っている
- Extremely Fine(準未使用):ごくわずかな摩耗のみ見られる
- Uncirculated(未使用):流通しておらず、鋳造時の輝きを保っている
1887年モーガン・シルバーダラー(ミントマークなし)
ミントマークがないタイプは、フィラデルフィア造幣局で鋳造されたものです。
- Good(並品):25〜35米ドル
- Fine(美品):40〜50米ドル
- Very Fine(極美品):60〜75米ドル
- Extremely Fine(準未使用):85〜125米ドル
- Uncirculated(未使用):160〜250米ドル
1887年モーガン・シルバーダラー(S=サンフランシスコ造幣局)
- Good(並品):30〜40米ドル
- Fine(美品):50〜60米ドル
- Very Fine(極美品):70〜85米ドル
- Extremely Fine(準未使用):95〜140米ドル
- Uncirculated(未使用):180〜300米ドル
1887年トレードダラー(S=サンフランシスコ造幣局)
- Good(並品):20〜30米ドル
- Fine(美品):30〜40米ドル
- Very Fine(極美品):45〜55米ドル
- Extremely Fine(準未使用):60〜80米ドル
- Uncirculated(未使用):100〜150米ドル
正確な査定を受けるには
上記の価格はあくまで目安です。実際の価値は、傷や汚れの有無、経年による色合い(トーン)、打たれた際の技術的な特徴、そして市場の需給など、さまざまな要因によって変動します。
お手元に1887年製のシルバーダラーをお持ちの場合は、自己判断で処分する前に、信頼できるコインディーラーや貨幣学の専門家(ヌミスマティスト)に相談し、実物を見てもらった上での正確な鑑定・査定を受けることをおすすめします。