歴史上の人物

1917年に世界を変えた2つの大きな出来事とは?

1917年は、第一次世界大戦の帰趨を左右し、その後の20世紀の歴史の方向性を決定づけた、歴史上きわめて重要な転換点の年でした。この年に起こった2つの大きな出来事が、世界の運命を大きく変えることになりました。

1. アメリカの第一次世界大戦参戦

1917年4月6日、それまで数年にわたり中立の立場を保っていたアメリカ合衆国が、ドイツ帝国に対して宣戦布告を行いました。これは第一次世界大戦における決定的な転換点となりました。

アメリカの参戦により、新鮮で豊富な兵力と圧倒的な物的資源が連合国側にもたらされました。すでに長期にわたる消耗戦で疲弊していたヨーロッパ諸国にとって、この新たな戦力の投入は戦局を左右する大きな意味を持ちました。ドイツの無制限潜水艦作戦や「ツィンメルマン電報」などの出来事が、アメリカの世論を参戦へと傾かせた背景があります。

2. ロシア革命

同じ1917年2月(旧暦)、ロシアでは皇帝ニコライ2世が退位に追い込まれる二月革命が勃発しました。これにより約300年続いたロマノフ王朝による帝政が崩壊しました。

その後、ロシアは混乱と内戦の時代へと突入します。やがてレーニン率いるボリシェヴィキ党が権力を掌握し、十月革命を経て世界初の社会主義国家となるソビエト連邦(ソ連)の樹立への道が開かれました。

ロシア革命は、共産主義の時代の幕開けを告げる歴史的な出来事であり、冷戦を含む20世紀以降の世界政治に計り知れない影響を与えました。

まとめ

1917年のアメリカの参戦とロシア革命という2つの出来事は、それぞれ第一次世界大戦の勝敗と、その後の世界秩序の形成において決定的な役割を果たしました。この一年に起きた動乱こそが、現代世界の骨格を作り上げたと言っても過言ではありません。