
中世の食卓に並ぶ料理。ここでご紹介するのは、15世紀イタリアを代表する料理人マエストロ・マルティーノが伝えた「カルボナータ」です。
現代のパスタ料理「カルボナーラ」とは異なり、当時のカルボナータは塩漬け豚肉を炭火で焼き上げる料理。甘いスパイスと柑橘の酸味を合わせた、中世ならではの味わいが魅力です。祝日のメニューにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
材料(目安)
- 塩漬けベーコン(パンチェッタ):厚さ約5mmのスライス8枚
- 砂糖:適量
- シナモン(肉桂):適量
- パセリ:適量
- 苦オレンジの絞り汁:適量(手に入らない場合はオレンジ1個+レモン1個の汁で代用できます)
作り方
- ベーコンのスライスをグリル板または熱した焼き網に並べます。
- 両面がこんがりときつね色になるまで、しっかりと焼き上げます。
- 焼きたての熱々を食卓へ。砂糖とシナモンをふりかけ、オレンジジュースを回しかけていただきます。
味わいのポイント
脂の乗ったベーコンに、甘く香ばしい砂糖とシナモン、ほろ苦く爽やかなオレンジの酸味が絡む、甘じょっぱい絶妙なハーモニーが楽しめる一品です。刻んだパセリを添えれば、彩りもぐっと華やかになります。
ただし注意したいのが、この料理が喉を渇かせやすいという点。マエストロ・マルティーノ自身もそのことを警告し、「そして、たっぷりと飲ませよ」と付け加えています。ワインなどの飲み物を十分に用意して、中世の宴の気分を存分に味わってください。