フォート・サムターの戦いとは
フォート・サムターの戦い(1861年4月12日〜13日)は、サウスカロライナ州に位置するフォート・サムターに対する砲撃と、それに続く要塞の降伏を指します。この戦いは、北軍(連邦支持派)と南軍(南部連合)の間で繰り広げられた南北戦争の公式な開始とされており、アメリカ史における重大な転換点となりました。
34時間に及ぶ激しい砲撃戦
南軍はチャールストン湾に浮かぶフォート・サムターに対し、実に34時間もの間、絶え間ない砲撃を加えました。激しい攻撃を受け、補給物資も尽きかけた北軍は、抵抗を続けることが困難となり、ついに要塞を南軍へ明け渡すことを余儀なくされました。
その後の要塞をめぐる攻防
南北戦争最初の戦いで南軍の手に落ちたフォート・サムターでしたが、北軍が諦めたわけではありませんでした。戦争後半、北軍は同要塞の奪還を目指して大規模な包囲戦を展開します。1863年9月8日から1865年2月17日まで、ほぼ丸2年に及ぶ長期にわたる包囲の末、北軍はついにフォート・サムターの支配権を取り戻すことに成功したのです。