「純金で作られた1ドル硬貨」は実際には存在しません。しかし、金色に輝く1ドル硬貨は確かに実在します。それが「サカガウィア・ダラー(Sacagawea Dollar)」と呼ばれる硬貨です。
金色の1ドル硬貨とは?
2000年からアメリカ造幣局が発行しているこの硬貨は、マンガン真鍮と呼ばれる合金を使用しており、黄金色の美しい光沢を持っています。表面には、ルイス・クラーク探検隊の案内人を務めたショショーニ族の女性、サカガウィアの姿が描かれています。あの金色の輝きから「金貨」と誤解されやすいのですが、素材自体に金は含まれていません。
日付がどこにもない理由
一見すると日付が刻まれていないように思えますが、実は発行年は硬貨の縁(エッジ)部分に刻印されています。硬貨の側面をよく観察してみてください。そこに年号のほか、「E PLURIBUS UNUM」の銘や造幣局マークも確認できるはずです。
このデザインは、後継となる大統領1ドル硬貨シリーズにも引き継がれており、表面により多くのデザイン要素を配置できるよう採用されました。
まとめ
手元の金色の硬貨に日付が見つからなくても、それは珍しいことではありません。まずは落ち着いて縁部分をチェックしてみましょう。もし希少性や価値が気になる場合は、コイン専門店やグレーディングサービスに相談してみるのも良いでしょう。