歴史物語

1976年シルバーダラーに刻まれた「DRW」の意味とは?

1976年に発行されたシルバーダラー(アイゼンハワーダラー)に刻まれた「DRW」という文字は、この硬貨が鋳造されたデンバー造幣局に由来するものとされています。硬貨に刻まれるこうした記号は「ミントマーク(造幣局記号)」と呼ばれ、その硬貨がどこで製造されたのかを示す重要な情報です。

アメリカの造幣局とミントマークの役割

アメリカ合衆国では、硬貨の製造を担う主な造幣局としてデンバー造幣局とフィラデルフィア造幣局の2か所があり、それぞれミントマークによって区別されます。コイン収集の世界では、同じ年号・同じデザインでもミントマークの違いによって希少性や価値が大きく変わることがあり、真贋の鑑定や価値評価における重要なチェックポイントとなっています。

ミントマークを見つける場所

1976年のシルバーダラーの場合、ミントマークは通常硬貨の裏面(尾側)に刻まれています。具体的には、中央に描かれた鷲(イーグル)の下、額面表示の上あたりが目安です。刻印は非常に小さいため一見では気づきにくいこともありますが、拡大鏡を使い、光に角度をつけながら丁寧に観察すると確認できます。

1976年という特別な年

1976年はアメリカ合衆国の建国200周年にあたる記念すべき年であり、同年のダラー硬貨には独立記念の特別デザインが施されました。表面の年号も「1776-1976」と二重に表記されているのが特徴で、歴史的な意義からコレクター人気の高いシリーズです。ミントマークの有無や種類と合わせて、裏面のデザインにも注目してみると、収集の楽しみがさらに広がります。