世界恐慌の始まり
世界恐慌(大恐慌)は1929年、アメリカ合衆国で始まりました。同年10月24日の「暗黒の木曜日」にニューヨーク証券取引所で株価が暴落し、これをきっかけに深刻な経済危機が世界的な規模へと拡大していきました。恐慌は1930年代後半まで続き、失業率の急上昇、銀行の連鎖的な倒産、企業の大量破綻など、社会全体に甚大な影響を及ぼしました。
世界恐慌の終わり
世界恐慌の正確な終結日を特定するのは容易ではありません。国によって経済状況や回復の時期が異なり、影響の受け方もさまざまだったためです。
しかし、多くの歴史家の見解では、1933年にフランクリン・D・ルーズベルトがアメリカ大統領に就任し、公共事業や金融改革などを柱とする「ニューディール政策」を実施したことが、アメリカ経済回復の転機となったとされています。その後、1939年に第二次世界大戦が勃発すると、軍需による生産拡大が経済を大きく押し上げ、アメリカにおける世界恐慌は事実上の終焉を迎えました。
まとめ
世界恐慌は、1929年のアメリカでの株価大暴落に端を発し、1939年の第二次世界大戦開戦まで約10年間にわたって世界を苦しめました。ルーズベルト政権のニューディール政策が回復への分水嶺となったことは、政府の経済政策のあり方を考えるうえで、今日でも重要な歴史的教訓として語り継がれています。