アフリカの歴史

アフリカ人の奴隷化はいつから始まったのか?その歴史を解説

アフリカ人の奴隷化の歴史は非常に古く、古代にまで遡ることができます。エジプトやローマ帝国の時代からすでにアフリカ出身の奴隷に関する記録があり、中世にはアラブ世界との交易を通じてサハラ砂漠を越える奴隷貿易が発展しました。こうした慣行は中世、ルネサンスを経て、近現代に至るまで長く続いていきます。

大西洋奴隷貿易の拡大と最盛期

しかし、歴史上最も大規模かつ悲惨だったのは、15世紀以降に本格化した「大西洋奴隷貿易」です。ポルトガルやスペインが先駆けとなり、後にイギリスやフランスなども加わって、数百万ものアフリカ人が強制的にアメリカ大陸へと運ばれました。

なかでも18世紀は奴隷貿易の最盛期でした。砂糖・綿花・タバコなどを生産するプランテーション経済が新大陸で急成長し、膨大な労働力需要が生まれたことが大きな背景にあります。

奴隷貿易の終焉へ

大西洋奴隷貿易は19世紀半ばまで続きました。1807年にイギリスが奴隷貿易を禁止し、1833年には同国内での奴隷制自体が廃止されます。アメリカ合衆国においても、1865年の南北戦争終結によって奴隷制は廃止されました。

推計によれば、約1,200万人以上のアフリカ人が大西洋を渡らされたとされており、この歴史は現代社会にも深い影響を残し続けています。