最も古いヴェーダはどれ?
インド最古の聖典である「ヴェーダ」の中で、最も古いものはリグ・ヴェーダ(Rigveda)です。リグ・ヴェーダは、紀元前1500年頃から紀元前1200年頃にかけて成立したと考えられており、ヒンドゥー教、ひいてはインド思想の原点とも言える最重要文献です。
リグ・ヴェーダとは
リグ・ヴェーダは、古代インドにおいて神々に捧げる賛歌(サンスクリット語で「スークタ」と呼ばれます)を集めた宗教文献です。その主な特徴は以下の通りです。
- 成立時期: 紀元前1500年頃〜紀元前1200年頃(諸説あり)
- 構成: 全10巻(マンダラ)からなり、1,000を超える賛歌、約1万600の詩句を収録
- 言語: ヴェーダ語(古代サンスクリット)
- 内容: インドラ神やアグニ神など、様々な神々への讃美と祈りが中心
四つのヴェーダとその順序
ヴェーダには以下の4種類があり、リグ・ヴェーダがその中で最も古く、他の三つのヴェーダの基礎となっています。
- リグ・ヴェーダ: 賛歌を集めた最古のヴェーダ
- サーマ・ヴェーダ: リグ・ヴェーダの詩句をもとにした歌謡集
- ヤジュル・ヴェーダ: 祭式の手順や祈願文をまとめたもの
- アタルヴァ・ヴェーダ: 呪術や民間信仰に関する詠唱を集めたもの
まとめ
「最も古いヴェーダはどれか?」という問いに対する答えはリグ・ヴェーダです。試験対策や一般教養としても頻出のテーマなので、「最古のヴェーダ=リグ・ヴェーダ」としっかり覚えておきましょう。