アジアの歴史

1930年中国 関金10ユニット(カスタムズ・ゴールド・ユニット)とは?特徴とデザインを解説

1930年中国「関金10ユニット」とは

1930年に発行された中国の「10関金(Customs Gold Units)」は、中華民国時代に登場した貴重なゴールドユニット貨幣です。関金は、当時の関税支払いのために導入された通貨単位で、金を基準として価値が定められていました。中国近代貨幣史における重要な一品として、収集家の間でも高い人気を誇ります。

表面(オモテ)のデザイン

表面には、中華民国の建国の父である孫文(孫中山)の肖像が描かれています。孫文は中国近代化の象徴的な人物であり、当時の公式貨幣にその姿が採用されていました。

裏面(ウラ)のデザイン

  • 額面を示す「10 CUSTOMS GOLD UNITS」の英語表記と、「拾関金」の漢字表記が刻まれています。
  • 金貨の重量と品位(純度)が明記されており、品質を証明する役割を果たしています。
  • 「中華民国」の漢字表記と、英語の「TREASURY NOTES(財政部証券)」という文言も含まれています。

基本情報

  • 発行年:1930年
  • 素材:22金(K22/22カラットゴールド、金含有率約91.6%)

22金は、耐久性と純度のバランスに優れた合金として知られ、歴史的な金貨に広く用いられてきました。この関金10ユニットは、デザインの美しさと歴史的背景の両面から、中国近代貨幣コレクションの中でも特に注目される存在です。