アジアの歴史

フィリピンで唯一、大統領夫人の名前にちなんで名付けられた州とは?

フィリピンには数多くの州がありますが、その中で大統領夫人の名前にちなんで命名された州はただ一つ。それが、ルソン島東部に位置する「アウロラ州(Aurora)」です。

アウロラ州の名前の由来

アウロラ州の名前は、フィリピンの第2代大統領マニュエル・L・ケソン(Manuel L. Quezon)の夫人であるアウロラ・アラゴン・ケソン(Aurora Aragón Quezón)にちなんで付けられました。

彼女は1935年から1944年まで、夫が大統領を務めた期間中、フィリピンのファーストレディとして国民に親しまれました。

なぜ夫人の名前が採用されたのか

アウロラ・ケソン夫人自身が、この地域の中心都市であるバレール(Baler)の出身でした。また、彼女は社会福祉活動や戦傷者への支援など、公共のために尽力した人物として広く尊敬を集めていました。

こうした縁と功績を讃えるため、1951年にこの地域が州として発足する際、夫人の名前が冠されることになったのです。

まとめ

フィリピンで唯一、大統領夫人の名前にちなんで名付けられた州は「アウロラ州」。ケソン大統領の夫人アウロラ・アラゴン・ケソンへの敬意から名付けられたこの州は、今もフィリピン東部の美しい海岸線と豊かな自然で知られる観光地として人気を集めています。