はい、朝鮮戦争が始まる前から、朝鮮半島はすでに南北に分断されていました。
38度線による一時的な分割
第二次世界大戦が終結した1945年、日本の植民地支配から解放された朝鮮は、突如として新たな局面を迎えることになりました。連合国間の合意により、半島は北緯38度線(通称・38度線)を境界として一時的に分割され、北側はソ連が、南側はアメリカがそれぞれ占領と行政を担当することになったのです。
この分割はもともと、日本軍の武装解除と降伏受諾を円滑に進めるための暫定的な措置でした。しかし、東西冷戦が激化するにつれ、両陣営の対立は深まり、分割された状態は解消されないまま固定化していきました。
別々の国家の誕生
1948年には、南側で大韓民国が、北側では朝鮮民主主義人民共和国がそれぞれ建国されました。こうして朝鮮半島には、イデオロギーを異にする二つの政権が並び立つこととなり、統一への道はますます遠のいていきました。
朝鮮戦争の勃発へ
そして1950年6月25日、北朝鮮が韓国へ侵攻し、朝鮮戦争が勃発します。3年におよぶ激しい戦闘の末、1953年に休戦協定が締結され、軍事境界線が引かれました。しかし正式な平和条約は結ばれておらず、朝鮮半島の分断状態は今日まで続いているのです。