日本本土決戦で想定された犠牲者数
第二次世界大戦末期、連合国軍は日本本土への地上侵攻作戦「ダウンフォール作戦」を計画していました。この作戦には、九州南部への上陸を目的とした「オリンピック作戦」と、その後に関東地方へ上陸する「コロネット作戦」が含まれていました。以下は、これまでの実戦での犠牲者数と、本土侵攻が実行された場合に想定された犠牲者の推計です。
連合軍の犠牲者
沖縄戦(実戦での死者): 約12,520名
九州上陸作戦(オリンピック作戦)での予想死者: 約30,000名
本州侵攻(コロネット作戦)での推定死者: 約100万名
日本側の犠牲者
空襲および海上作戦による軍人の死者: 約58万名
空襲、海上作戦、病気および飢餓による民間人の死者: 約200万名
地上侵攻が実施された場合の軍民合わせた推定死者数: 約500万名
これらの数字が示すように、日本本土への地上侵攻が実際に実行されていれば、両陣営合わせて桁違いの犠牲者が発生することが予想されていました。特に日本側では、軍人だけでなく一般市民をも巻き込んだ甚大な被害が懸念されており、この膨大な犠牲の予測は、戦争の終結方法を検討する上で重大な判断材料の一つとなりました。